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【読書】坂本竜馬 幕末志士の旅

昔に読んだ本の引用と感想です。明治維新の頃の本は結構好きです。

実践的な龍馬の読書

龍馬は浅学でしたが

「文章なぞ、その大意がわかればいいのだ。枝葉末節にこだわる必要など、ないではないか」

と、こういう考えで読書していたそうです。

学者の講義を聞いている時にも

「先生、その部分、原訳と違うのでは」

と指摘し指摘も正しかったそうで、細かいことにこだわり間違いを指摘するよりも、こういった大筋の考えが合っているかわかるとうのは理解していた証拠だと思います。習っていない言葉の本を読んで何故こんなことができるのかと不思議ですが、言葉に捕らわれず、意味や目的を理解するのは大切なことだと思います。

龍馬の行動哲学

「天下に事を成そうとする者は、腫れ物が完全に腫れ切ったところで針を刺して膿を外に出すこと。すなわち、よくよく時勢の進む方向を読み、時機が満ちてきたそのタイミングを見計らって、巧みに動かなくてはいけない」

この考えは好きですね。チャンスを見極めるというか、焦らずにしっかり考えて動きたいなと思います。天下ではないですが自分の仕事の範囲でも、ちゃんと周りの動きを見極めて動くことは大切かなと思います。

 

以上、久しぶりのブログ更新でした。

ご覧いただき、ありがとうございました。