ブログを始める前は読書メーターで感想を残していたのですが、ブログの方に移動していこうと思います。初回の今回は一番読んでいる大崎梢さんです。まだ読んでいない本もメモとして載せています。大崎梢さんの本に出会ったのは「忘れ物が届きます」なのですが、図書館で表紙見てなんとなく借りたのがきっかけで、ミステリーも読んでなかったのに、しばらく大崎梢さんとミステリーにハマりました。
【ライトミステリー】成風堂書店事件メモシリーズ
大崎梢さんは元書店員で、本屋の仕事の描写もある成風堂書店事件メモシリーズは、ミステリーですが本好きにはさらに面白いと思います。ライトミステリーって言うのでしょうか、ミステリーもそこまで怖いものではありません。シリーズを通して同じ登場人物が出てくるので、順番に読んだ方がより面白いかもしれません。
配達あかずきん(2019/11/10読了)
シリーズ第1巻で、大崎梢さんのデビュー作です。
他の大崎梢さんの本を読んだ後に読みました。これがデビュー作ですが、充分面白かったです。始めは元書店員を前面に押し出してたんだなと思いました。描写にクセがないというか読みやすくて好きだなと感じてたのですが、それも変わりありませんでした。ミステリー以外の部分で、後書きにもありましたが書店員の仕事がよくわかりました。探してる本とかで相談してもいいんですね。ネットで本は買えますが本屋はやっぱりいいなと思いました。定年後は雇ってもらえるなら本屋でバイトしようかな、、、。
晩夏に捧ぐ(2020/4/12読了)
シリーズ第2巻。これも面白かったです。本屋についても面白いし。4人出てくるうちの誰が犯人かという構成で、誰だろうと一気に読み進められました。杏子ちゃん多絵ちゃんコンビが面白いですね。
サイン会はいかが?(2020/4/29読了)
シリーズ第3巻。5つの短編です。本のタイトルにもなっている「サイン会はいかが?」が面白かったです。まさかの犯人で、捕まった後、
「でもその″すごい″ってなんだろう。必死になって毎日ばたばたして、何をめざしていたんだろう。」
というところで、忙しい社会人に同じ部分も少しはあるんじゃないかなと。自分にもありそうで必死になるのをやめたいなと思いました。
ようこそ授賞式の夕べに(2020/6/14読了)
シリーズ第4巻。書店大賞の裏側がわかったり、本好きの気持ちが語られていたり。解決して良かったなと思い入れてしまいました。ここまでに書かれた本の登場人物が勢ぞろいで、順番に読んでいけばさらに面白かったのではと思った1冊でした。この後の井辻智紀の業務日誌シリーズとのコラボです。
【ライトミステリー】井辻智紀の業務日誌シリーズ
次は出版社側からで、営業の新人・井辻智紀が主人公のシリーズです。こちらも元気いっぱいの主人公が活躍するライトミステリーです。
平台がおまちかね(2020/3/7読了)
シリーズ第1巻。予約の順番待ちで図書館で借りるのに少し待ちました。大崎梢さんの始めの頃の本なんだなという感じがしました。こちらも書店の詳しいことがよく出てきます。面白かったですが、成風堂の方がミステリーとしては面白いかなと思いました。
背表紙は歌う(未読)
シリーズ第2巻。シリーズと言っても今のところは全2冊です。まだ読んでないのでこちらも読んでみたいです。
【本格ミステリーシリーズ】
次は1冊で完結している本格ミステリーです。書店シリーズに負けず劣らず面白いです。
スノーフレーク(2020/5/31読了)☆★☆ 一番のお気に入り ☆★☆
大崎梢さんの本で一番面白いと思っています。半分過ぎたあたりから、やめられなくなって一気に読みました。映画にもなってるみたいなのでDVDも借りて観たいなと思っています。
はてなブログのリンクで出てこないのですが、こちらのリンク先の表紙の本を読んでいて、表紙も素敵だなと思っていました。ぜひアクセスして表紙も見てみてください。
スノーフレーク | 大崎 梢 |本 | 通販 | Amazon
片耳うさぎ(2020/7/11読了)
最初は間取りや家系図がわからなくて、難しいなあと思いましたが、途中に差し込まれていた家系図を見ながら読むころには面白くなりました。かなり不気味なミステリーが続きますが、最後には・・・?!描写など読みやすいですし、やっぱりうまいなと思いました。この本は本格ミステリーですね。
忘れ物が届きます(2019/6/2読了)
タイトルと表紙で適当に借りたらミステリーでした。ミステリーを読むのも初めてでしたが面白かったです。人の心も描きつつ、謎があるので謎が気になってついつい読んでしまいました。背景の描写も心地よく、これから大崎梢さんやミステリーにハマってみようかなと思った1冊でした。この表紙で、ミステリーとは思わないですよね。
【小説シリーズ】
大崎梢さんはミステリー以外にも小説を書かれていて、こちらも読みやすく気に入っています。
ふたつめの庭(2019/6/11読了)
二人の仲がどうなるのか、どうなるのかと気になって読み進めてしまいました。最後は想像つかなかった終わり方でした。またメインの話の間にはちょっとしたミステリーが組み込まれていて、それも面白かったです。最後の章の描写も読んでて心地よくなりました。読んだ本の表紙は道路と電車の写真で、リンク貼っているようなかわいい本ではありませんでした。笑
よっつ屋根の下(2019/7/7読了)
期待通りの面白さでした。自分が未熟なのかもしれませんが、それぞれの章の始まりで、誰の話か理解するまでがちょっとしんどかったです。描写やハラハラドキドキのところはほんとのめり込んで読めました。読んだ後、なぜか自分の家族を大切にしようということと、世の中難しく考えるもんじゃないなと、、、思いました。
以上、大崎梢さんの読了本10冊+未読1冊の紹介でした。最後までご覧いただきありがとうございます。本選びのお役に立てれば幸いです。