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【読書】お気に入りの思想を見つけた本『かけがえのないもの』養老孟司

2022年の最初は、お気に入りの思想を見つけた「かけがえのないもの」について感想を書きたいと思います。

養老孟司さんについて

ご存じの方も多いと思いますが、平成で一番売れた新書「バカの壁(新潮新書)」の著者で解剖学者です。他にも多くの本を出版されていて、私も「バカの壁(新潮新書)」「死の壁 (新潮新書)」「かけがえのないもの (新潮文庫)」と読みました。

かけがえのないものは、なぜ読んだのかきっかけが思い出せないのですが、読んだ3つの本の中では一番記憶に残っています。

自然、都市、脳などいろいろなことが書かれているのですが、その中でも「手入れの思想」がお気に入りです。私の中では大切な考え方になっています。

手入れの思想

手入れの思想とは、あらかじめ目標を定めて動くのではなく、気付いたときに手入れをしてより良くしていくという考え方です。成果が求められる現代社会では賛否両論あると思いますが、私はとても気に入っています。

日本人は元々、農耕民族だという前提にたち思想が語られます。狩猟民族は狙いを定めて狩りをしなければ獲物が獲れないため、目標を定めて動くことが得意だが、農耕民族は、天候や自然の流れに逆らわず状況に合わせて動いたり、悪いところを見つけては直して収穫量を上げることが必要なので「手入れ」が得意だとされています。

「手入れ」の具体例では、田んぼの畦道(あぜみち)が壊れていたら直して、田んぼをいい状態に保っていくことがあげられています。

※手元に持っていた本が見つからないため、記憶の中に残っていることから書いています。実際の本と違う部分があるかもしれませんがご了承ください。

感想

「手入れの思想」を受けての私の感想ですが、目標や計画の重要さを100%としてそれ以外のことを何もしないというのも窮屈ですし、目標や計画に設定しにくいものもあると思うので「手入れ」的な考えで、良くしていくことも大切だと思っています。

逆に100%手入れで動くのも違うと思うので、何パーセントは手入れにつかうとか、日本人らしく「手入れ」にも少し時間を使ってより良くしていくのがいいのかなと思っています。

外部リンク

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。参考になれば幸いです。